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第3715号  2018年(平成30年)12月14日 金曜日


● 八高の学級削減・教員減で教育環境悪化懸念  議会で意見書、署名活動も
   意見書で討論  教員削減反対は共通認識  教員数削減軽減求める署名活動
● 響け歓喜の歌! ちょんこめ30周年記念
   笑顔が一番の自慢  地域と共に歩んできた30年
● 末吉自治会定期総会  都道整備 大幅遅れ  
   末小利用 展望開けず
● フリージアインフィオラータ 中止決定から一転実施へ  予算は減額したまま 
● 富士牧野 入牧計画  10年後に100頭  17年度は貸し付け牛不足状態  
● 地熱事業連絡会  出席半数以下
● 石坂浩二さんが来島   島離れるマイヤーロホさんに会いに  
● 被災地とのGB交流 「おじゃりやれ」優勝
● 結成10周年祝いフラのおまつり
● 今年の重大ニュース
● 第52回武道大会 八丈 青ヶ島から63人参加
● 空港で救難訓練
● のんびり八丈ウォーク
● 屋鋪さんが野球教室
● 中之郷で死亡事故
● 11月の来島者減少
● 南海俳壇 八丈俳句会(十二月例会)
● たんしん 
   第15回アイランドXマス 22日、中之郷屋内運動場で
   八丈ウインドオーケストラXマスコンサート 23日、町ホールで
   末吉三島神社例祭 みこし=25日11時出発。前夜祭=24日、末吉公民館で
   第41回八丈島駅伝大会(2月24日)参加チーム募集。申し込み=1月26日まで
   バレーボール協会第4回会長杯結果
   第25回年末ジュニアサッカー大会結果
   
   


 


響け歓喜の歌!

ちょんこめ30周年記念コンサート


 念願の晴れ舞台。笑顔で歌う利用者ら



 その後のトークとスライドショー。代表の大沢力さん等7人が壇上に上がり、力さんの進行で30年の歩みを振り返った



 

 
 「ちょんこめ30周年記念 共に生きる未来へ 歌おう!第九コンサート」が9日午後1時から、町ホールで開催された。
 第2部はメンバーが夢に見たおじゃれホールでのベートーベン第九第四楽章の大合唱。メンバーを指導してきた湯川晃さんの指揮のもと、4人の歌手、5人の弦楽アンサンブル、ピアノ伴奏、さらに、ふれあいサークル手話隊、ちょんこめ作業所合唱団、八丈混声合唱団、Con Anima、島内外からの一般参加者など、150人あまりがステージを埋め、力強い歓喜の歌声を響かせた=写真。
 メンバーが第九を初めて歌ったのは03年。12年にはサントリーホールでのコンサートに出演し、13年は有志6人が米国・カーネギーホールの舞台に立った。難しいドイツ語も発音を絵にして覚えるなど練習を続けてきた。
 フィナーレは、もう一つの愛唱歌「心の輝き」を笑顔いっぱいに歌い上げた。

 



笑顔が一番の自慢
地域と共に歩んできた30年

 


 「ちょんこめ30周年記念」のイベントが9日、町ホールで開かれた。第一部は、メンバー有志による三本柳さんさ踊り、作業所で音楽講師をつとめる小金沢有希さんのマリンバ演奏で幕を開けた。
 幕が変わり、ちょんこめ会の名付け親の川瀬喜重子さんが、1987年に中学の障害児学級から初の卒業生を送り出すにあたり、島に卒業後の受け入れ体制がないことに心を痛めた親や教員、島民が「八丈島障害者問題を考える会」を発足させ、それが前身となった経緯を説明した。
 その後のトークとスライドショーでは、ちょんこめ会理事長の大沢力さん、長年にわたって会をサポートしてきたきょうされん専務理事の藤井克徳さん、ちょんこめ作業所の前所長・内山満恵さんと現所長の西尾径子さん、ちょんこめ会職員の高橋良之さん、利用者の浅沼明夫さんと山下美波さんの7人が壇上に上がり、力さんの進行で30年の歩みを振り返った。
 内山さんは、自主訓練所としてスタートした88年からの歩みを紹介。毎日元気に通ってくる大沢順さん、広江堅二さんに周りが元気づけられたこと、アルミ缶を回収する作業を通して利用者は働くことの喜びを知り、地域にとけこんで支援の輪が広がったという。
 89年、都の補助対象事業となり常設訓練所として新たに出発。92年には新訓練所落成(現八丈町教育相談室)、01年には通所授産施設「ちょんこめ作業所」になった。
 藤井さんは「障害者を主人公にして、地域の信頼を得て、自主性を忘れずにやってきたのが、ちょんこめの30年間」とその活動を評価した。
 アルミ缶回収と販売以外にも、花壇や林道の整備、公衆トイレの清掃などを受託し、「島寿司」などのイラストが入った人気のオリジナルTシャツやステンシルなどの手作り品も販売している。また、毎年のちょんこめまつりには多くの人が訪れ、03年にスタートした夢伝も長年続いている。
 02年、現在の八丈島共同福祉作業所に移転。05年にはNPO法人ちょんこめ会を認証。06年、生まれ育った八丈島で自立して暮らしたいという利用者の願いを叶え、グループホーム「銀河の家」「コスモスの家」を設立。12年には「ペガサスの家」を増設し、各施設に4人が暮らしている。
 現在の利用者は19歳から76歳までの28人、スタッフは24人。西尾さんは「さまざまな障害を持った方が通ってきていますが、一番の自慢はみんなの笑顔です」と胸を張った。
 力さんは「作業所で活動する人が50人を超える日もあり、現在の作業所は手狭になっています。5年後を目途に新作業所の建設を目指し募金も始めました。利用者・スタッフが安全で安心できる拠点ができるようにご協力ください」と来場者に呼びかけた。