全日空 5日連続全便欠航
都知事もマスコミも来られず
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霧に包まれた八丈島空港の滑走路(5日午後4時過ぎ、ターミナルビル屋上より)
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7月になって八丈島はすっぽりと雲に覆われる「島ぐもり」状態が続き、全日空便が1日から5日まで15便連続の欠航となった。このうち引き返した欠航は2日の初便だけで、他は出発前の天候調査で欠航が決まっている。全日空便の長期連続欠航は、12年6月17日からの「6日間連続」以来のこと。
この間、定期船は台風3号の影響を受けた5日は欠航したが、それ以外は就航したため、船に切り替える人も多かった。商店の食料品などの搬入にも大きな支障はなかった。
1、2日は7月最初の週末だったが、観光客は団体、個人ともに来島できず、ホテルや民宿などの宿泊施設は痛手に。また、1日には小池都知事が都議選の応援で最終便で来島するということになり、多くのマスコミ関係者がホテルを予約したが、結局はこれもキャンセルとなった。
ヘリは12日間…
東邦航空の愛らんどシャトル青ヶ島便は、6月24日に欠航が始まり、27日夕方の臨時便を除いて、7月5日まで欠航が続いた。こちらも定期船が欠航をはさみつつもコンスタントに就航しており、住民生活に大きな混乱はなかった。
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