会場を昨年までのコミュニティセンターから町新庁舎に移して初めてとなる第24回八丈島産業祭が22、23両日に開かれ、延べ3721人が来場した。町ホールで野菜や観葉植物の展示が行われたが、「温かい色合いの照明の下は品物が引き立つ」と好評だった。
町ホールでは主に園芸や野菜の展示、レイメイキングやフラワーアレンジ体験が行われた。会場中央の広場とロビーでは、漁協、農協、商工会の各部会をはじめ、各関係グループの試食や販売ブースが並び、来場者の行列ができていた。
共進会は、会場がこれまでのコミュニティセンターの体育館より狭いため、農林部門の出品数が絞られ、前年より71点少ない181点(鉢物87、その他94)。商工会研修室に展示された商工部門には6点多い161点(食料品70、民芸品66、繊維製品の反物が12、帯13)が出品された=写真下。
なお、22日は大型客船・にっぽん丸が八丈沖までやってきたが、あいにくの海況で、予定されていた400人の上陸はキャンセルとなった。
第2回八丈島和牛共進会は2月17日に審査員が飼育農家を回って実施された。経産牛・未経産牛の部に5生産者の10頭が出品され、最優秀賞と優秀賞が選ばれた。
産業祭初日の22日には、最優秀賞に選ばれた「てるわか号」が駐車場の一角に展示された。