八丈島一般廃棄物管理型最終処分場の落成式が30日、8町村の首長や議長など招待者48人が出席して行われた。島嶼町村一部事務組合の石野田富弘管理者は「この処分場は8町村共通の財産で1日でも長く使用し、また、安全に運用できるよう万全を尽くしたい」とあいさつした。
10年4月から水海山に建設中だった八丈島一般廃棄物管理型最終処分場は10月15日に完成し、31日から供用を開始した。これに先立ち事業主体の東京都島嶼町村一部事務組合(一組)は27日に施設見学会を開催した。住民36人が参加して管理棟の1、2階にある水処理の機械設備や、遮水シートに覆われた埋立地を見学した。その後、一組のほか、設計・施工監理を受託したパシフィックコンサルタンツ株式会社の担当者への質問の場が設けられ、活発な質疑が行われた。
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