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第3505号  2011年(平成23年)12月9日金曜日


● 院外処方、患者の負担増も 町立病院経営改善計画 コンサルの中間報告 経済企業協議会
● 入院患者の調剤は院内で 協議会での委員との質疑内容
調剤薬局 町の指定、委託ではなく
冬鳥オオバン 八重根漁港に
● 自主避難受け入れ説明会に13人参加 福島、郡山で
● 伝統工芸のチャレンジ大賞に 黄八丈月桃染めスカーフ
● 英国人、カッペタ織習得 古代織操るグレズリーさん
● 進まない戦略的見直し イベント実績中間報告
● 過去最多505人 ロードレース申し込み
● 被災地にXmasオーナメントを ふんばろうプロジェクトに協力
● ヤスデ 全島で大発生へ
● 機能別消防団員も検討へ 団員数減 現着時間に影響
● 宇喜多氏ゆかり 瀬戸内市の市民 市木・オリーブ植樹
● 日本語を美しく 言祝ぎの歌
● 11月来島者微増
連載 縁(えにし)八丈力とは(5)「ヤマ畑・アワ畑」 立柳聡氏
● 都農業祭 15点入賞
● 表彰 11年秋の交通功労・優良運転者
● たんしん やくし様の例大祭




伝統工芸のチャレンジ大賞に
黄八丈月桃染めスカーフ




「織りとデザイン」で受賞した鶴牧由佳子さん



11月15日の江戸東京博物館での表彰式で、山下巧さん(前列左から3人目)



 伝統工芸に新しい感覚や素材、技術を取り入れた作品を評価する「第7回東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞」の大賞(都知事賞)に、八丈民芸やましたの「黄八丈月桃(げっとう)染めスカーフ」が選ばれた。

 「本場黄八丈」の色は黄、樺、黒をベースに中間色とで染め合わせるが、「月桃染スカーフ」は、これに淡い黄色と、島内産の月桃の茎や葉、根からとった淡いピンク色を加えた作品。



冬鳥オオバン 八重根漁港に











 冬鳥のオオバン2羽が、ひと月ぐらい前から八重根漁港に飛来し、水中に潜ってエサをついばんだり、陸に上がって毛づくろいなどしている。全身が黒灰色で目が赤く、額とクチバシが白い。八丈ビジターセンターによると、三宅島には毎年100羽以上渡ってくるが、八丈島ではそれほど多くは見られない。今年は11月ごろ、三根の和泉親水公園で2羽確認したという。八重根漁港にいるのは、その2羽なのだろうか。7日現在も港内で元気な姿が見られた。




英国人、カッペタ織習得
黄八丈めゆ工房で 古代織操るグレズリーさん 



帯を織っている頃(10月7日)


完成した帯を手に(10月19日撮影)




初めて「へ」をかけているところ


 八丈島に伝わる原始織「カッペタ織」を学ぶためイギリス人、オリバー・ル・グレズリーさん(24)が、中之郷の黄八丈めゆ工房で、9月22日から体験し、整経から織りまでのすべての技法を習得した。