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第3479号  2011年(平成23年)4月22日金曜日


離島航路改善計画策定 東京〜八丈島航路 かめりあ丸 代替船 14年度導入めざす 
   復路は大島へ寄港 大島〜三宅島間 高速船試験運航
● 伊豆・小笠原諸島の水道水 都調査で「50ベクレル以下」 八丈は6地点で採水
● マウイ島も被災者支援 120家族がホームステイ受け入れ リーガン副市長ら、福島で説明
● TPP交渉参加に反対 町議会が意見書採択
  「日本の国益に反するあやうさが」岩崎由美氏/「議論には参加すべき」山下崇氏
● 社協職員、いわき市へ
● 被災地へ届けたい フラや太鼓で GWに応援イベント
● 23日にレイ教室 コウ リマ ナニ エ
● 舞踊公演で募金 檜之扇会
● 南海俳壇
八丈俳句会(四月例会)
● コルディリーネ 2品種登録 スーパー・メロディ 沖山恒正さん ロイヤル・ピーチ 菊池重仁さん
● 大島町長選 7人立ち大激戦 4町村で議員選挙
● 「仙台空港 3.11の記憶」? 50分続けた心肺蘇生 どうしても助けたかった…高橋秀次さんの手記 
● 島ことば かるた普及版 全小学生世帯に配布
● 2年ぶり「歩こう会」 5月14日に
● 声 求む!ペットの避難先

● 声 「何故」に答えてくれた投書
● 海の向こうの武宰士 武宰士 途中出場も敗戦
さわさわ 「春の音が」 森清耕一氏
● たんしん 第5回八丈島ものしり検定

● たんしん 第16回「あびの実」子どもまつり・ぶらりabinnomi大賀郷〜大里ウォークラリー
● たんしん 第37回中之郷自治会定期総会・第50回中之郷地域住民大会
● たんしん 「私の島での過ごし方」村田乃撫子さん個展
● たんしん 11年度離島人材育成基助成事業(財団法人日本離島センター)の応募受付



マウイ島も被災者支援
120家族がホームステイ受け入れ



                       撮影 山本晃義さん


 東日本大震災で被災した人たちを受け入れる支援プログラムが米国ハワイ州マウイ島で動き出した。同島のキース・リーガン副市長が中心となって始めたNPO「アロハ・イニシアチブ」による支援プログラムで、すでに120家族以上がホームステイの受け入れを申し出ている。パスポートの手配からマウイ島までの旅費、衣食住などの生活支援も行う。

 このプログラムを実現させるため17日、マウイ島からリーガン副市長、オアフ島からテレビ局のレポーター2人が来日し、福島県へ向かった。18、19両日は850人が避難している福島市内の「あづま総合運動公園」を訪れて援助物資を寄付し、マウイの子どもたちが作ったポスターやチラシを配った。また、県庁も訪問し、マウイ島民からの義援金4万5000ドル(約370万円)を託した。残りの義援金12万5000ドル(約1030万円)はマウイへの被災者の受け入れに使うという。

 今回、このプログラムに協力したのは三根、くさや加工業、山本晃義さん(37)。
山本さんは、マウイ郡との姉妹都市フェスティバルが開催された05年、姉妹都市のひとつ、八丈町の代表団として通訳を兼ねて参加しており、その縁でリーガン副市長から今回、サポートの相談を受けた。

 「たくさんのホストファミリーが日本のために、ということでしたので、少しでもお手伝いできたらとの思いがあり、ツイッターで情報を流したりしました。その後、直接被災地に行きたいと電話があり、現地でのサポートをお願いできる団体、行政などに連絡してみました」と山本さん。

 これを聞いた町議の山下崇さんが、リーガン副市長らを現地まで車で案内するサポートを申し出て、一緒に福島入りした。18日は町議の奥山幸子さんも同行した。

 マウイでの避難者の滞在期間はビザの関係で3カ月となっているが、受け入れ期間は3年先まで見込んでいるという。


    
社協職員、応援でいわき市へ

 八丈町社会福祉協議会の菊池孔介さん(37)が、福島県いわき市の社協を応援するため17日に現地入りし、緊急小口貸出金の受け付けや事務作業を手伝っている。
 菊池さんが活動しているのは、市の中心にある平地区。「日に2〜3回の余震はあるのですが、市内は平穏で、テレビで映し出される被災地のイメージはありません。ただ、洋服の納品先が被災してなくなったり、勤務先を解雇されたりと、仕事の先行きが見えない人からの相談も受けています」と、現地の様子を語る。23日まで活動を続ける。