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第3473号 2011年(平成23年)2月25日金曜日
● 88億2148万円 前年度比3.9%増 2011年度 町一般会計当初予算案
● 普通教室にエアコン 12年度までに全小中学校
● 小学校の英語 4月から必修に
● ごみの値段 総務文教委ごみ勉強会 (4)有料化すると
● 低温 湯量も少なめ 地熱貯留槽管理システム実証研究 中之郷掘削井
● 服部屋敷でインスタレーション 楽しいマーケットも
● さわさわ 「ダンシャリ」 森清耕一氏
● 洗練の伝統芸を堪能 芸能文化交流会にゲスト2組
● 切葉103、切花42品目 出荷規格表が冊子に
● 切花で金賞2点 関東東海花の展覧会
● 薬剤師不足で病院薬局ピンチ 院外処方も含めて対応策検討 町立病院
● 往復ものしりバス運行 坂上方面 八検 参加者募集中
● 自死遺族が講演 自殺防止の島民セミナー 3月10、11日
● 海の向こうの武宰士 初戦先発 豪快ミドルで初得点 シンガポールSリーグ開幕
● 南海俳壇 八丈俳句会二月例会
● たんしん 第34回八丈島駅伝大会
● たんしん ふりーてん
● たんしん 第43回八丈島卓球大会
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服部屋敷でインスタレーション
楽しいマーケットも
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「古いアルバムを片手に会場にお越し下さい」。19、20両日、樫立・服部屋敷で、こう呼びかけて開かれた「12万被写体スキャニング展」。主催した住民は、来場者が持ち寄った写真をひたすらデータ化(スキャニング)し、パソコンに収めた。
このイベントは、生涯12万体の仏像制作を誓った円空上人にちなみ、「限りなく不可能に近い、12万枚という数の写真をスキャンすることを目標としたインスタレーション」と説明されている。島内の各家庭に眠る古き良き時代の写真を、風化してしまう前に、コンディションが劣化しないインターネット上のマップに配置する試みだ。
この日、スキャナー2台を同時使用してパソコンに取り込んだ写真は、写っている人の数でカウントすれば3000人を少し超えた。これを企画した主催者は「恐らく世界初の、スキャナー2台同時使用のスキャニングライブプレイ。スキャンするだけではなく、素材のトリミングやタグ付けなど、仕事量がハンパじゃないので、発案者がスキャン地獄に陥りました」と笑っていた。
20日は「アイラナマーケット」も服部屋敷で開かれた。アイラナとはハワイ語で「島々」の意味。島の自宅ショップ・オーナーたちが、協賛店などを会場にPRを兼ねて不定期に開催している「島の暮らしを楽しくするためのイベント」という。10年ほど前にスタートし、毎回、様ざまなテーマで、新しいアレンジ料理・菓子・雑貨を販売している。
販売品は手作りのスイーツやフードが大人気で長い列ができたほか、羊毛フェルト人形やトンボ玉、タコの葉ブレス、彫金、リース作りの実演、ステージは「カウルレフア」によるフラダンス、レイのプレゼント、手話ワークショップと、盛りだくさん。八丈島産月桃(ゲットウ)の自家製アロマも出品されていた。
昭和レトロの雰囲気が漂う服部屋敷は、若い人たちの熱気に包まれ、かつてのにぎわいがよみがえった。
家族連れや若い人たちを中心に客席が満員になった服部屋敷。写真は、レイのプレゼントに夢中でジャンケン!
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