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第3469号  2011年(平成23年)1月21日金曜日


ごみの値段〜総務文教委ごみ勉強会(1)処理コスト 町民1人3万円 八丈町の年間ゴミ処理費用
● 島の選挙は 首長選3、議員選5 都知事選3月24日告示
● 22団体が出演 第22回文化フェス
● 文化フェス510人出演 今年も見せて聴かせました
● 高橋文子さんの新作 「泣いた牛」昭和30年代の小島描く

● 中之郷出身ニット作家・東海エリカさん ファンも多く、活躍中です
● さわさわ 「マネジメント」 森清耕一氏
島民大学講座 農村の生活文化を資源に 川場村のルーラルツーリズム 首都大学東京・菊地俊夫教授
● 南海俳壇 八丈島俳句会 1月例会
● 雪 強風 凍える寒さ 16日の最低気温0.8度
● インフルエンザ全島で感染拡大 学級閉鎖も
● MVP浅沼繁選手 軟式野球連盟表彰

● ちょいと脱線 103年も積み重ねたのに
● かるたはカタル 島ことば編 町教委製作
● 島民大学講座「朝鮮時代の歴史を学ぶ」 2月18、19日
● 旅客横ばい 貨物10%増 東海汽船10年実績
● たんしん 第61回八丈島囲碁選手権大会
● たんしん 第7回福祉交流まつり参加者募集





ファンも多く、活躍中です
中之郷出身のニット作家 東海エリカさん




マルシェカゴに色々なニットパーツをコラージュした「カゴバッグ」(毛糸)



定番の「トートバッグ」(裂き編み)



編むだけでフサフサになる糸を使った一番人気の「フサフサバッグ」(毛糸)



 中之郷出身で神奈川県在住のニット作家・東海エリカさん(38、旧姓=岡野)がデザインしたニット作品が、新刊の手編みニット本「しましま♪ニット小物」(河出書房新社)に5点掲載されている。手編みニット本への掲載はこれで4冊目。
 91年に八高を卒業したエリカさんは、女子美術短期大学造形科に進学。「編みコース」を選択してから、本格的に編み始めた。勤務先の毛糸メーカーやアパレルメーカーではデザイナーとして専門的な知識を身につけたという。02年、結婚を機に「家でできる仕事を」と独立し、ウェブサイト上で「knit E」としてニットバッグの制作を開始した。
 08年からは年間4、5回の個展・企画展で作品を発表している。春夏は生地を裂いて編んだ「裂き編みバッグ」、秋冬は玉の状態でも魅力的な毛糸で編んだ「ニットバッグ」を制作しており、色の組み合わせに人気が高く、ファンも多い。
 手編みニット本でのデザイン・制作のほかに、「楽しく編み物を!」をモットーにしたワークショップ(編み物教室)も開くなど、「編み物」を軸にした活動を続けている。
 「最初はひも状だった毛糸や裂き編みの生地が、編むという過程を通し、無限に新しい形を生み出します。その発見が楽しくて毎日編んでいます。制作するときは一人でモクモクと編む日々なので、年に数回の個展で、いろいろな方に会えるのがとても楽しいです」とエリカさん。12月の鎌倉での個展に続く次の作品展は4月の予定。

 過去の作品はウェブサイト(http://knit-e.net/)で見ることができる。