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第3690号  2017年(平成29年)11月24日 金曜日


● 新資料館 現在地で 検討委が意見集約 一時移転先交渉の急展開受け
    解説 注目は政治折衝の場へ
● 秀家・豪姫が結ぶ絆 時を超え 八丈島で
    宇喜多家・前田家当主が参列 秀家没後362年鎮魂祭

● 30周年迎えたロベ共撰共販出荷組合 後継者問題 退職者の帰農にも期待
    ロベ共撰共販出荷 年平均約900万枚 ロベ切葉全体の2〜3割?
● 台風21・22号 被害総額2.4億円超 露地のロベ塩害134ヘクタール
● 「儲かりワード」大反響! 移住の問い合わせも
● さるびあ丸新船20年7月に就航 夜の航海楽しめる船
● 「こっちにまいて〜」 郷社のお祭り フィナーレで

● 卓球連盟50周年 浅葉杯で祝う
● 人口減 空き家 観光 バス 中学生議会 12人が一般質問
● 八丈の10代投票率 衆院選52.94%
● レインボーカップ10周年 TFJ意地の優勝 
● 南海俳壇 八丈俳句会(十一月例会)


● くさや加工品 海外にも販路を! 水産加工協 コンサルとタッグ
● 明神礁で変色域
● 八丈島で震度2
● 社協バザー売上増
● 33年ぶり利島村長選 現職前田福夫氏 再選
● 古武道大会 型に現れる精神性
   
● たんしん
    フリーライブイベント「BAND A GOGO 4」が9日13時30分からポットホールで
    大賀郷東里の薬師堂例大祭が10日11時より境内で
    八丈島テニスクラブシングルス大会結果
           


 

秀家・豪姫が結ぶ絆 時を超え 八丈島で
秀家没後362年鎮魂祭
宇喜多家・前田家当主が参列



交流会で握手する宇喜多秀臣さん(右)と前田利祐さん



 鎮魂祭で墓前法要

 


 宇喜多秀家の命日の20日に営まれた鎮魂祭≠ノ、加賀藩祖前田家18代当主・前田利祐さん(82)=東京都目黒区=と、宇喜多家15代当主・宇喜多秀臣さん(77)=千葉県船橋市=がそろって参列した。豪姫は加賀藩祖・前田利家の四女。秀家没後362年の今年、両家当主の島での再会が実現し、鎮魂祭の主催者(八丈島久福会)や島の人たちは「秀家も豪姫も喜んでいるのでは」と、感慨深げだった。

 

 今回の前田家・宇喜多家当主の来島は、秀家を顕彰する八丈島久福会が都内の石川県人会と交流を始めたのがきっかけ。同県人会名誉会長の前田さんは、八丈ビューホテルで開かれた鎮魂祭前日の交流会で、「八丈島は初めてですが、石川県人会で盛り上り、参加しようということになった。ご当主の宇喜多さんとは、秀家公が築いた岡山城の四百年祭(20年前)で初めてお目にかかった。四百年を超えるご縁で、ありがたいことです」と挨拶。
 続いて宇喜多さんは「秀家と一緒に島へ来るのを望んでいた豪姫は、60歳で亡くなり、一方の秀家は島で49年を過ごし83歳まで生きた。前田家からは、宇喜多家が罪を許される明治2年まで米や物資を送っていただき、赦免後は加賀前田藩下屋敷(板橋)の土地を提供していただき、大変お世話になった」と感謝を述べた。
 97年南原に建立された秀家と豪姫の像について、山下奉也町長は「私は担当課長だったが、当時の観光協会長・浅沼博さんが尽力され、島で一緒になれなかった秀家と豪姫をここで一緒にしよう、と建てた」と紹介した。
 土屋久・久福会会長、秀家の菩提寺・宗福寺の源博道住職もあいさつに立ち、これからも八丈と岡山、石川との縁をつないでいきたいとの思いを語った。
 20日の鎮魂祭は、住居跡で、警察署長・早坂義文さんによるホラ貝の合図でスタート。宇喜多家と前田家の当主を先頭に秀家の墓所へ向かった。墓前では源住職が読経する中、参列者はつぎつぎ焼香した。島外からは石川県人会の21人のほか、秀家の家臣だった牧国信の子孫、牧紀子さんなど岡山県の関係者もいた。
 このあと住居跡で、樫立踊り保存会が供養の舞「場踊り」を披露。来場者には岡山産と金沢産の新米おにぎりや、宇喜多家の菩提寺である光珍寺(岡山)から寄贈されたきびだんごなどが振る舞われた。夜は、住居跡の久福松が、会員手作りの松明やキャンドルでライトアップされた。
 前田さんは「来年は家内と一緒にまた来たい」と話し、島を離れた。