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第3675号  2017年(平成29年)4月14日 金曜日


● 国境離島特措法交付金で島民割引 航空運賃  4割引が限度 都港湾局 都議会の答弁で
    負担のスキームも
    長崎の離島路線 5割引超
● 国境離島関連事業、協議会設置など 町議会一般質問で 
    官民連携の協議会
● 視点 官民で年1.9億円投じる 萩・石見空港の利用促進対策 
● FDAカラー チャーター便運航  秋からの就航に期待膨らむ
 
● 橋渡し役の久福会 FDA表敬訪問 「チャーター便路線は地元と共に育てるもの」
    国境離島法活用も
● 歴民移転問題 検討委で協議 旧測候所調査費 執行は凍結 
    委員は一般公募も
● 3月 来島者数増加
● 観光協会 ホームページリニューアル 

●ストーリーの可視化を 空港から始まる島旅 全協で勉強会
      五輪を期限に
      富裕層向けも
    観光教育サテライトキャンパス誘致を
● 「みんなも同じ力がある」 パラ五輪のレジェンド成田真由美さん  富士中で講演
    車イスの生活は…
    子どもの頃 水泳は苦手
    うれしいことの方が多い

● 4年目迎えるハワイ研修プログラム 
    異文化、出会いに刺激受け 成長 転機を実感!  八高生が体験報告
● 農水省のPR動画 八丈の生産者活躍 5組が出演
● 島留学生の家に 飛鳥研修所で入所式
● 福八キャンプ継続へ

● 春の異動
● さらに深まりました 台湾との文化交流 ー日本鼓声舞剣団が2度目の公演ー
● 南海俳壇 八丈俳句会(四月例会)

● 市町村総合交付金 都が初めて一括公表
● ベヨネーズ列岩で海保が変色域確認 気象庁 噴火警報
● 都民ファーストの会 山下崇氏公認 
● 秀家、豪姫も? 交通安全パレード
● ブルブル3月 真冬の寒さ
● クーバーが春合宿
● まつり終わり やっと春!
● 光沢の黒 ニューギニアブラック 期待のレイプランツ
● 新おがさわら丸 底土着岸

●たんしん
    樫立・中之郷両地域の敬老会 16日、各地域公民館で
    17年度八丈町事業説明会 20日、町ホールで
    杉の森混声合唱団(杉並区)の八丈島公演 23日、町ホールで
    ソフトテニス春季大会結果
    


 

FDAカラー チャーター便運航
秋からの就航に期待膨らむ


 八丈島空港に到着したシルバー機、イエロー機。
同社が保有する11機は、いずれもブラジル・エンブラエル社製の最新ジェット機で、定員は76〜84席。1機ごとに異なるボディカラーが採用されている点が特徴だ


FDAの拠点となる名古屋空港の駐機場


久福会の土屋会長らがFDA名古屋本社を表敬訪問


 

 この春、八丈島空港に鮮やかなイエローやシルバーの機体のジェット機が運航した。名古屋(旧小牧空港)、静岡、福岡、松本の各空港を拠点に、全国15の地方都市を結ぶ68便の定期便と、北海道から沖縄まで、年間1300〜1400便のチャーター便を運航する株式会社フジドリームエアラインズ(FDA)の機材だ。
 秋以降の八丈島チャーター便運航を前に、名古屋空港から3月28日(旅客70人)、4月5日(同75人)と2便のトライアルツアーを行った。この秋、鮮やかなFDAカラーの機材が、全国各地から八丈島に多くの観光客を運んでくれることに、期待が膨らむ。(2面に関連記事)

 

橋渡し役の久福会 FDA表敬訪問
「チャーター便路線は地元と共に育てるもの」

 

 今回のFDAチャーター便ツアー実現の橋渡し役になった八丈島久福会(土屋久会長)のメンバーら5人が5日、同社の要請を受けて八丈島からの回送便に同乗。約50分ほどのフライトで、以前定期航路があった名古屋空港(旧小牧空港)に到着し、FDA本社を表敬訪問した。幹部の同席する中、秋以降に予定している八丈島チャーター便の運航について意見を交わした。
 同社のチャーター便路線は、全日空や日本航空の定期路線での競合を避け、相互に行きづらい地方の空港を結んで、新たな旅行需要を掘り起こしている。例えば、北海道の利尻・礼文・稚内へは、3カ月間で全国27空港から合計1万人を送客するなど、地域観光の大きな柱となっている。
 今回の八丈島チャーター便は、宇喜多秀家の歴史発掘と共に、八丈島への観光誘致につながる様ざまな交流事業を民間レベルで行っている久福会が、旅行代理店との架け橋になって実現した。
 当初は秀家の縁で岡山を中心に山陽新聞や両備バスなどがチャーター便ツアーを計画したが、企画が正式に動き出した昨年末の時点で、すでに春休み期間の宿泊施設や町営バスに空きがなかった。そのため中国地方からの集客は秋に仕切り直すことにして、今回はトライアルの意味も含めて、名古屋からのツアーだけに限定しての実施となった。
 チャーター便は1つの区間を往復運航するほかに、3地点を結ぶツアーや、既存の定期便と組み合わせてのルート設定も可能で、効率的な機材運用と、直行便のない地方からの利用者の利便性向上が図れるなど、幅広い旅行の商品化ができるのも強みだ。
 意見交換ではFDA側から「チャーター路線は航空会社が一方的に設定するのではなく、地元にも歓迎してもらいながら育てることが重要。バス2台分の80人を運ぶといっても宿泊、バス、食事場所、現地での観光ルートなど、一緒になって取り組まないと、本当にお客様に喜んでもらえるツアーはできない」と協力を求めた。

 八丈島でのチャーター便ツアー企画の追い風に期待されるのが、有人国境離島法の新たな交付金による滞在型観光促進事業。地元と旅行会社・運送事業者などが連携して行う旅行商品の企画開発や宣伝・販促などを助成する事業だ。FDAでは「所管の内閣府からも同事業を活用できないかとの提案もある。航空会社と地元がダイレクトに話をしてできることもあるので、10年ほどのスパンで、会社にも地元にとってもメリットになる商品を作っていきたい」との前向きな提言もあった。
 久福会では、「岡山をはじめ、秀家とゆかりのある全国各地と、人と人とのつながりを軸に交流を続けてきたが、その輪が少しずつ実を結び、今回のような機会をいただけた。チャーター便だと、名古屋まで50分で、岡山でも1時間10分ほどの便利さ。首都圏以外の人にとって八丈がぐっと近くなることを改めて実感でき、観光誘致の点で大きな可能性を感じた」と話している。