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第3658号  2016年(平成28年)7月29日 金曜日


● 3候補 終盤まで激戦 都知事選 31日投開票
    島を視察 小池、鳥越氏
      再生エネ活用して住・雇用環境充実 小池氏 八丈へ
      各島で異なる災害リスク把握し対策 鳥越氏 大島へ
      情報・医療・教育の格差是正を 増田氏
    ポスター掲示場は… 
● 地熱利用発電事業 事業者公募 今日まで

● 八丈太鼓六人会 35周年記念公演
    鼓と太鼓がコラボ たいこの宴で
● 6月定例会より 
    ふれあいの湯近くの用排水路改修
    道路構造基準改定
    火災予防条例改正で 宿泊施設の火災報知器設置強化 全施設に義務化
    次世代自動車の普及に備えて…
● 南海俳壇 八丈俳句会(七月例会)

● 地域福祉の推進担い 社協 法人化50周年
● 自分から声を出さない人への支援を 東京ボランティア・市民活動センター所長 山崎美貴子さん
    見守りネットに厚みを

● 永六輔さん死去七夕に 八丈島の住民の集まりも支援
    小さな映画館で
      八丈島で語ったこと
      名語録 著書より
    【永さんが関わった八丈島でのイベント】

● 八高 千葉勝吾校長に聞く 少人数活かし個別指導
    内地の子どものためにも
    活躍できる部活はある
● ハワイ研修も発展継続
● 野球部の夏終わる

● 認知症セミナー 〈上〉 認知症は「治さなくていい」 日本医科大 上田諭医師
    忘れてもいい できなくてもいい 生き生きと 元気で楽しく
      デイホームを活用し
    上田諭氏プロフィール 

● 参院選 改憲勢力2/3超える 東京選挙区 自2 民2 公1 共1
    八丈町のトップは公明・竹谷氏
    投票率 54.70% 八丈町は62.19% 期日前投票 3割超え
    18歳 54・76% 19歳 29・73%

● 8月1日〜20日 来島者のニーズに応え観光協会がバスツアー ガイド付き 坂上・坂下2コース
● 誘致効果に手応え スポーツクラブ八丈で夏合宿!
● 錬成 柔道V 
● ポケモンGO! 
● 臨時便7日間設定
● 人事トピックス 
● さわさわ どこの旅の空の下に?

● たんしん 
     第6回八丈島フォーラム「しま≠ニ若者〜人口減少時代の夢と選択〜」 6日、七島信用組合2階で
     琉景和音による「八丈島RAVE PARTY」 6日、横間海岸で
     第20回八丈島浜あそび 7日、底土カヌー揚げ場で
     第47回團伊玖磨記念八丈島サマーコンサート 7日、町ホールで
     老人ホーム夏祭り 9日、ホーム駐車場で
     八丈島納涼花火大会 11日、底土海岸で
     八丈島企画の「大森靖子の夏休み」 11日、ライブハウスポットホールで
     混合バレー第1回株式会社明佑工販杯結果

● 柔道二段 八丈太鼓も ミス八丈 塚越あやさん
● 南原沖に漏斗雲
● 週末開催で観光客増加!? 夏まつり「今後も改善しながら」
● サンゴ付き貝が収集のきっかけ 大島町貝の博物館 ぱれ・らめーるで観られます

    

 

 

自分から声を出さない人への支援を
社協50周年で 山崎美貴子さん




講演する山崎美貴子さん



 

 八丈町社会福祉協議会(葛馬忠道会長)の法人化50周年記念式典が13日、町ホールで行われた。1954(昭和29)年に任意団体として設立。12年後の66年に社会福祉法人となり、地域住民と連係しながら、八丈島の地域福祉の推進役を担ってきた。  社協の活動は多岐にわたる。多くの町民が参加する福祉バザーは78年から始まった。障がい者と健常者が交流する福祉交流会の開催。各地域婦人会との共催の敬老会。よりあい事業(サロン)や地域声かけ事業、老人クラブ連合会の活動支援、各種団体への助成事業、歳末助け合い運動なども行ってきた。

 介護保健事業のホームヘルプサービスや訪問入浴サービス(やすらぎ入浴)をはじめ、地域福祉事業として、訪問理髪、移送、給食、福祉用具貸出など幅広いサービスを提供。今後は災害時にボランティア活動を支援する役割も期待される。  年間の事業費は約1億1千万円(15年度決算収入額)。職員の人件費は町からの補助金などに頼るが、介護保険事業収入も5千万円を超えている。島民から広く徴収する会費は約283万円で、寄附金が約400万円。これらは事業費として活用されている。
  式典では東京ボランティア・市民活動センター所長の山崎美貴子さん=写真=が「支えあいの関係づくりを築きながら八丈の地域づくりを」のテーマで記念講演を行った。  山崎さんは、95年の阪神淡路大震災以降、日本列島の各地が大きな災害に見舞われる中で、地域のつながりの大切さを実感してきたという。

  「大震災の時に淡路島は死者が出なかった。なぜかというと、ご近所同士が親密につながっていて、家が倒壊した人の寝ている場所まで近所の人が知っていて、的確な指示で全員を助けることができた。災害救助者の4分の3は近所の人や家族によって助けられた人。消防や自衛隊が助けられるのは10分の1以下。行政にできるのはそれぐらい」と山崎さん。
 災害の後、被災者は、避難所→仮設住宅→復興住宅と移っていく。平屋に住んでいた人が、近代的な高層の復興住宅での生活を強いられる。「そこにはコミュニティがなく、阪神淡路大震災の後には、孤独死がとても多かった。その後も続いた災害でも少しずつ学び、復興できるまで寄り添うサポートの大切さがわかってきた」。
 ある調査で、一人暮らしの3800人に聞いたところ、18%が「困った時に相談する人がいない」「助けてほしい時に来てくれる人がいない」「社会的なつながりがない」「お正月は人も来ないし、電話もない」など、社会的な孤立の立場」にあることがわかった。山崎さんは「この一人ぼっちをなくさなくてはならない」と訴える。

 社協が行っているサロンなどに来る人は社交的で、元気で、意欲がある人。問題は人に会って話すことが苦手で、こういう場所に適合できない人。「災害現場に行くとよくわかります。家がなくなった。船が流され漁ができない。奥さんと子供が亡くなった。地域にも帰れない。一度にすべてを無くした人、特に50代の男性の閉じこもりは本当に大変です」。
 生活支援員が何度も家を訪れても、ドアは閉まったままで、不在訪問票が溜まっていく。「あなたに会いに来ました」「湯たんぽを使ってください」。手紙にいろいろ書いて工夫しても、ドアの向こうからの返事はない。
 それでも何度も何度も訪問を続けるうちに、少しずつ心のドアが開くようになる。そうした人ほど抱える問題は幅広く複雑で、自分からは声を出さない。「声にならない声に寄り添う。大事なのは人ごとではなく、もしかしたら自分の未来に起こるかも知れないと思えること。災害現場に長く通ってくれる人はそれができる人です」。
 「『さびしいなあ』『生きていても仕方ないなあ』と思っている人はたくさんいる。それが一人だけの特別な悩みなのか、島の人が共通に抱えている課題なのかを見分けなければなりません。型にはまった支援が届かない人がいます。一人ひとりが違うことを大切にしながら、その人の生き甲斐、自己実現に向けた歩みを支えていく。排除せずにつないでいく見守りのネットにどう厚みを付けていくかが、社協の役割です」と山崎さんは語った。


 

 

夏まつりに延べ1万4千人

 





23日に舞台で過激なパフォーマンスを披露した電撃ネットワーク

 

 

 第44回八丈島夏まつり(八丈町商工会主催)が22日から24日まで町庁舎特設会場で開かれ、延べ1万4174人が来場した。初日と最終日が雨天で、他の日も小雨がぱらつくなど天候はよくなかったが、昨年より198人増えた。
 観光客や帰省客が来やすいようにと、今年から日程を週末に変更。最終日の開催時間も前倒しにした。商工会青年部では、「週末開催の効果はあったと思うが、周知が行き渡らなかったのが反省点。来年以降はゲストも含め、島外にも早めに発信できるようにしていきたい」と話す。