kiji101112kiji101112
 
過去記事TOPTOP
kiji110325kiji110318

 
第3630号  2015年(平成27年)5月29日 金曜日


5月末で休業のシーパークリゾート 7月に営業再開 リードホテル&リゾートが運営継承 団体誘致に希望つなぐ
    新しい観光エリアに   
    オール八丈体制で 
● 災害時にリエゾン派遣 国交省 3町村と協定締結
 
● 支庁に自立相談支援窓口 第2のセーフティネット 実効性は

    人の痛みに親身に寄り添った運用を
● 生活保護受給 177世帯 うち高齢者世帯 56%
● 総事業予定額94億円

● 戦後70年 2 のどかな八丈も軍事色に 戦時の警察署長がつづった手紙
    島民に疎開の指令
    嗚呼 何たる不幸!

    荒らされ抜いて…
    住宅は接収、家具も軍が供用
    疎開船・東光丸事件 島民66人が犠牲に
● 鯨森惣七さんのイラスト入り広告 新聞広告賞の広告主部門・優秀賞に

● はかりをはかるプロ 都計量検定所が2年ぶりの検査
● 食品衛生責任者養成講習会開催
● 写真投稿 末小卒の8人 恩師らと対面 15年度八高卒業生激励会を終えて

● 商工会総代会 会員数400切る 都連調査で「事業継承考えず」が半数
    夏まつりもピンチ
● 小さな企業の存続がコミュニティー守る 日本政策金融公庫 堀井武氏

● プレミアム商品券 使用期間 7月12日〜11月30日 7、8月に分けて販売

● W杯直前 八丈で合同「木場トレ」 活躍に期待 なでしこの3選手
    W杯 初戦はスイス戦
● 寿野球 八丈島OB野球愛好会 25年ぶり優勝旗
 

● 「自分の好きなこと探そう」 鳥の巣研究家 鈴木まもるさん

● 自然感じ自分と向き合う 歩こう会 ラストウォーク 回重ねるごとにたくましく
    八高が主体に運営
● 高齢者叙勲で瑞宝双光章 磯崎光彌さん

● たんしん 第12回田植え体験が30日9時から、和泉体験農場で
       組み木絵や流木アート作品の村田乃撫子個展が6月4日〜9日、ギャラリー悠で
       吉本有里さんによるうたとバイオリンのアコースティックコンサートが5、6日、合いの手会議室で
       劇団かぶつが「全国シニア演劇大会in仙台」に出場
       運動と競技をとおした福祉交流会が6日9時30分から、三根小体育館で

       クリーンデーは7日、各地域で
       八丈町消防団夏季訓練が坂上は6日末吉運動場で、坂下は7日大賀郷中で、時間はともに午前9時から

 


5月末で休業のシーパークリゾート

7月に営業再開

 


「感謝のうたげ」で、招待者を前にあいさつした歌川氏は、「ホテル経営者の使命として、交通インフラの維持、来島者数の確保、島外のお客様に島へお金を落としてもらう仕組みづくりを行うと共に、島の方々にもこのホテルの存在を誇りに思っていただけるようにしたい」と抱負を語った。



    リードホテル&リゾートが運営継承  団体誘致に希望つなぐ  

 

 5月末で休館となる「八丈シーパークリゾート」が、改装を経て7月25日に再開されることになった。経営を引き継ぐのはホテルリード・アズーロを運営するリードホテル&リゾート株式会社(歌川真哉代表取締役)。八丈島の観光危機がとりあえずは回避されることになったが、八丈シーパークリゾートの運営事業者で全国的な営業網を持つHMI(ホテルマネージメントインターナショナル株式会社)が撤退することに変わりはなく、営業力の低下は免れない。この危機を乗り越えて、来島者を増やしていくためには、『オール八丈体制』での観光誘致対策が求められる。

 HMIの主催による「感謝のうたげ」が19日、招待された島内の取引事業者ら約110人が出席してメインレストラン「エスパーニャ」で行われた。同社の大垣敏和代表取締役常務は、島民の長年の利用に感謝の意を表すとともに、同ホテルの経営が、歌川氏に引き継がれ、「リードパークリゾート」として再出発することを発表した。
 歌川氏はリードホテル&リゾート株式会社と、ゆーゆー牧場を運営する八丈島乳業株式会社の代表取締役。八丈シーパークリゾートの所有権を持つ「株式会社ハチジョウ」の株をリードホテル&リゾートが買い取って、子会社化するという。
 7月の再オープンまでに、全66室のベッドの入れ替えやロビー周りの改装を行い、さらに来春まで外回りや露天風呂の改装を続け、利用者に満足してもらえるホテルにリニューアルしていく。
 近くに同系列のホテルができることから、今後は調理場の運営やスタッフの配置、管理部門の統合などでより効率的な対応も可能になる。両ホテルの特長を活かしながら団体や個人客などの客層により、それぞれのニーズにあったサービスを提供したいという。

  新しい観光エリアに

 また、将来的には現在のハーフコースのゴルフ場を乳牛とふれあえる観光牧場として再整備し、牛舎や乳製品の加工販売施設も設けて、周辺一帯を新たな八丈島の観光エリアにしたいという壮大な夢も描いている。
 八丈シーパークリゾートの野呂武司支配人は、新ホテルでも支配人として残り、営業活動をなどを担っていく。
 なお、八丈亀屋の跡地に、リードホテル&リゾート株式会社が計画していたビジネスホテルの整備は、リードパークリゾートの経営が軌道に乗ってからとなり、当初の計画より遅れるという。

  オール八丈体制で

 式典の出席者は、島内最大規模のホテルの営業が維持されるという朗報に、安堵感で包まれた。
 出席者からは「これだけの施設は島にとって貴重な財産。国際やロイヤルのようになったらと心配していた。なんとか再生して、島の観光・経済を牽引してもらいたい」「宿も飲食店も、より多くの選択肢があることは観光地として大事な要素で、ホテルが残ってくれたのは大きい。各施設がそれぞれに違う個性を持った料理やサービスを提供し、いい意味で競争してお互いを高め合わなければ、観光地としてのレベルアップにつながらない」など、再出発するホテルへの期待と共に、島全体の観光力向上の必要性を指摘する声も。
 心配されていた団体客の誘致については「新しいホテルの誕生は、旅行会社にとっても一定のインパクトがある。これまで以上に団体誘致にも力を入れてほしい」との声があった。また、「全国チェーンのHMIは営業力が強かったが、これからはその力は借りられなくなる。島の宿泊・観光事業者、行政ともこれまで以上に連携して、『オール八丈』的な営業ができないと、厳しいのではないか」との指摘があった。
 さらに町の観光対策については「幸い、営業が継続されることになったが、こうした事態を想定して、もう一度何をすべきか、原点から観光施策の在り方を考えてほしい」、「観光協会の役割はこれまで以上に重くなる。町も観光の重要性を認識するのなら、財政支援だけではなく、職員を協会に出向させるなどして、観光への熱意が島民へ伝わる姿勢を示すべきだ」との意見もあった。

 
 
 


村田乃撫子個展 6月4日〜9日、ギャラリー悠で


 

 



  「たんしん」欄より。
組み木絵や流木アート作品の村田乃撫子個展が6月4日〜9日、ギャラリー悠(東京都国立市中1−9−38)で。11時〜18時(最終日は17時まで)