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第3611号  2014年(平成26年)8月8日 金曜日


導入進む 太陽光発電 民間事業者 売電目的で
● 島しょ地域は設置に制約 東京電力がホームページで告知
  蓄電池設置も…
● 支庁庁舎 太陽光で電力4%自給
● 経産省 総量規制導入検討 電気料金上昇で自らブレーキ?
● 簡易移動蓄電池を開発 産業育成会が助成事業で
 

● 新ミス 佐賀井裕加さん 1年間八丈島の顔として…

● 青山テルマに くさヤーマンも
 夏まつり 多彩なステージ
● アカペラユニットのビートボクサーは!?
● 純利益3.7億円超 七信57期実績
● 航空路減少 海路は微増 7月の来島者
● 普通交付税 20億4172万円

● 所在不明の子ども 島しょはゼロ
● 雲の上は天然のクーラー 観光客に人気 ふれあい牧場

● SOSの能力…自立とは 悩みやストレスためこまないで 精神科医 蟻塚亮二氏が講演
  意志の力とは自分を修正できる能力
  対決を回避するスキルがある沖縄
  心の病を否定せず助け合う文化を
● 消えない 戦争や震災のトラウマ 著書「沖縄戦と心の傷」
  琉球処分とは


● 菊池レモンの新名称 ドーンと発表! 花火大会で
  花火大会プログラム
● 少年野球底上げ課題!?
  佐渡で離島甲子園、18日〜
● 豪快! 爽快! 浜遊び
● 錬成剣道優勝
● 富士中サッカー 島しょ大会突破
● 盆踊り日程 大賀郷でチーム対抗石投げ踊り
● いじめ問題対策連絡協発足 年1回程度情報交換を
● 写真投稿 味スタで2位 八丈レディース
● たんしん 日本獣医生命科学大 愛奏会のミニコンサートが16日16時から町ホールで
       末吉・六夜様が21日18時頃から末吉運動場で
       第39回商工業者ソフトボール大会が31日、富士グラウンドで。申し込みは15日まで

 

 

導入進む 太陽光発電
民間事業者 売電目的で





傾斜のある架台にたくさんのパネルが並んだ平光建設の発電設備(上)。
道路沿いの柵には「太陽光、バリバリ発電中」の文字がかかげられた峯元電気の発電設備(下)。





 「クリーンアイランド」のかけ声のもと、再生可能エネルギーの積極活用を検討している八丈島。数年前から民間による風力発電を活用した「島チャリ」のレンタル事業なども始まり、昨年からは地熱発電の拡大に向けた官民の動きが活発になった。また、12年7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が導入されて以降、民間住宅などへの太陽光発電設備の設置も増えている。

 94年に太陽光発電設備への設置補助が始まってから、八丈島でも民間住宅へのパネル設置が行われたが、当時は電気の買い取り価格が安かったことや、年間を通して曇り空が多い気象条件が太陽光発電に向いていないことから、普及はそれほど進まなかった。
 05年度にいったん打ち切られた設置補助は09年度に復活(13年度で廃止)。そして、12年の固定価格買い取り制度導入によって、投資額の回収やそれ以上の収益も期待できるようになり、ビジネスとしての導入にはずみがついた。
 これまでは省エネの取り組みの一環で公共施設の屋上に発電パネルを並べたり、また、民間の場合は住宅で使いきれなかった余剰電力を売電する「家庭用」が主だったが、ここへきて、各種事業者が、空き地や倉庫の屋根などの広い面積を活用して、売電を目的とした太陽光発電に取り組む動きが目立ってきた。
 峯元電気は空港滑走路横の倉庫屋根に太陽光発電パネル45枚を配置し、昨年8月から最大出力10kwの発電を開始した。10kw未満のほうが売電価格は高いが、買取期間が20年と長い方を選択したという。これまで1年間の発電実績では、春と秋の効率がいいという。
 また、そのすぐ近くの資材置き場の一角には、平光建設が216枚の太陽光パネルを設置。今年6月下旬から発電を開始した。出力は約50kwで、島内では最大規模の太陽光発電設備だ。
 三根のダイビングショップ・コンカラーもショップと倉庫の屋根にパネルを設置。7月中旬から出力14kwの発電を開始した。発電した電気はすべて売電用だ。オーナーの田中幸太郎さんは「どれだけ発電するのかはまだわからないが、パネルによる断熱効果でショップ内の室温上昇が抑えられ、エアコンの使用も減った。災害時に停電しても、昼間であれば太陽光発電で一定の電力は確保できるので、携帯などの充電にも活用できる」と、副次的な利用にも期待する。
 
島しょ地域は設置に制約

 東京電力八丈島事務所では、今年3月末の段階で系統に接続して稼働している太陽光発電の容量は約150kw程度としているが、その後に稼働した設備や、申請中のものもあるという。
 同社では6月26日付けで、東京島しょ部で太陽光発電設備等の設置を検討している人に向けたお知らせをホームページに掲載した。電力系統の規模が小さい島しょ部で電気の安定供給を保つために、気象条件などにより出力が変動する発電設備の導入は限界があるという告知だ。
現在八丈島に設置されている規模の低圧連系の発電については「原則として連系できるが、大容量設備の場合は個別に協議する」としている。個別協議とは蓄電池設置などの条件をつけるものだ。
 八丈島で今後、どの程度まで太陽光の導入が進むのか、注目される。