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第3602号  2014年(平成26年)5月2日 金曜日

● 合計特殊出生率上位独占の奄美・沖縄の島に学ぶ「子宝」の文化・価値観 八丈町は1.53
  子育て「周囲とともに」
● 八丈町の出生数 年平均59.7人 7割以上が島内で出産
  小児科、産科の存在 お産・育児に安心感

● 持続型島モデル研究レポートA 島民の保有物は?─── パソコン56.2% 携帯電話86.7% 97%が通販利用
● 東京マラソンで銅メダル 10キロ70歳以上の部 船橋勝さん

● 秋田捷さんに瑞宝双光章
保護司として青少年育成に貢献 春の叙勲
● 全米大会出場でハワイへ 八丈、青ヶ島の小学生4人

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● 談笑の花咲く! よりあいサロン

● 広島の砂谷牛乳 牛は八丈島から
 
  広島に酪農王国創設 久保政夫さん 八丈島でも開拓者だった
  「いつか訪ねたかった」 八丈の親類 西井良さん

● 憲法のいろいろ E 祝祭日を考えると… 榎澤幸広氏


● 支庁と防災協定締結 大詰め 建設業協会総会
  小栗会長再任
  「入札・契約制度改善を」 来賓の三宅都議
● 珍客ホタルイカ 八丈まできて身投げ?
● 5月5日 BS−TBS「湯のまち放浪記」で 八丈、大島、式根の温泉 ゆるーく紹介
● OB野球 大賀郷連覇

● ちょっとひとこと 「島のおすそ分け」を読んで 入間市・中村元子さん

● たんしん サイレントコメディー・デュオ「がーまるちょば」の
「東京JACK」ライブが9日19時から町ホールで
       第18回之津帆の会が11日13時から八高視聴覚室

       團伊玖磨の心をうたう八丈島花のまち音楽会2014が11日14時から樫立アトリエで
       「八丈島1周歩こう会」が17日、1周早朝6時、ハーフ9時スタート

       小原流八丈支部花展が、17、18日、大賀郷公民館で 
      

      

     

 

 

八丈町の出生数 年平均59.7人
7割以上が島内で出産



手遊びを楽しむひよこクラブの会員親子





 13年(1〜12月)の八丈町の出生数は52人。02年から13年までの12年間の出生数合計は716人で、年平均は59・7人。02年から06年までは70人前後だったが、07年に60人を切り、その後は50人前後で増減しながら推移している。このうち町立病院以外での出産は167人で23・3%。7割以上は島内での出産だ。
 八丈は東京島しょで唯一産婦人科があり、島内での出産が可能。町立病院によれば、02年からの12年間に病院で産まれたのは668人で、年平均では55・7人。このうち119人は里帰り出産など島に住所がない妊婦が八丈島へきて出産したケースで、率にして18%。最も多かった08年には18人にのぼった。

小児科、産科の存在 お産・育児に安心感

 八丈の子育て環境について、入園前の乳幼児親子が集う「ひよこクラブ」の会員に聞いてみた。
 複数の母親が利点としてあげたのが、町立八丈病院の小児科と産婦人科の存在。「里帰りできず島で産んだが、結果的に良かった。小児科も産婦人科もある八丈は思った以上に、子育てにおすすめ」「小児科も産婦人科も、1人の先生に継続してずっと見てもらえるので安心感がある」など。また、島外で産んだ母親は「里帰りギリギリまで通える産婦人科があるのはありがたい」と、出産前の安心感も違うという。

 都内との比較で「八丈の方が子育て環境に恵まれている」という声も複数聞かれた。その理由は「職住近接で、父親が育児に関わる時間がたくさんとれる」「自然がいっぱい」「遠くまで出かけなくてもすぐそこに海や山がある」「犯罪に合う確率が少なくのびのび育てられる」「外で遊ばせても、危なくない」「都内より保育園に入りやすい」など。
 一方で、「病院が一つでセカンドオピニオンの選択肢がない」「子どもの成長を考えたとき、都市部に比べ、知的好奇心を刺激するものが少ないかもしれない」など、多様性にやや乏しい島の子育て環境を指摘する親もいた。
 「子ども家庭支援センター、ひよこクラブ、公園など、子どもが集まる場所がいろいろあるのがいい」という人もいた。地域が狭い分、同じメンバーが顔を合わせる機会も多く、母親同士が親しくなりやすい。「仲間」の存在は、子育てのしやすさにつながっている。