kiji101112kiji101112
 
過去記事TOPTOP
kiji110325kiji110318


第3587号  2013年(平成25年)12月13日 金曜日


● 地域再生可能エネルギーによるまちづくり──町条例制定、内外へ宣言
 
地熱発電拡大事業「町民の理解、まだ不十分」
  町議会一層の説明努力求める
  理解促進事業で勉強会や視察
● 地域の受益、環境の持続性確保──事業者決定前に、条例でルール整備
  国外への視察派遣議員を決定

● 八丈町地域再生可能エネルギー基本条例(一部抜粋)


● 認知症介護 専門職のケアが9割「寄り添って心の交流を」──浴風会ケアスクール 服部安子校長
 
複雑な問題抱える家族
● 大島でボランティア活動支援──八丈町社協が派遣 沖山恵子さん
● 視覚障がい者の歩行体験


● 観光振興実行委 今年度で廃止──町と観光協会で事業振り分け
  解説 町が施策を直接実施、議会がチェック
● 島の空を飛ぶ 青空の仲でも緊張感忘れず
● ストリートビューに八丈も公開 グーグルマップ

● 第28回浅葉杯八丈島全島卓球大会「天変地異つづいても、希望を」
● 出荷見込み 1万6千個に──菊池レモン 支庁展示ホールに
● シニアGB講習 14日、中之郷でも
● 映画上映会で 南大東村教育長 化粧まわし寄贈
● スポチャンを体験!
● 表彰
● たんしん 「いきなり!黄金伝説。」 19日 19時〜 女優 菊池凛子出演
       八丈ウインドオーケストラ第7回クリスマスコンサート 22日 14時〜 八高視聴覚ホール
       あびの実クリスマスコンサート 23日 19時〜 八高視聴覚ホール
       第26回TEPCO杯八丈島バレーボール協会秋季リーグ戦結果



第28回浅葉杯八丈島全島卓球大会
「天変地異つづいても、希望を」




シニア部準優勝の浅葉さん


多くのクリスマスプレゼントが入賞者たちに贈られた




地域再生可能エネルギーによるまちづくり
町条例制定、内外へ宣言




 今年1月の猪瀬都知事の定例会見から動き出した八丈島の地熱発電拡大構想。都や町をはじめ、大学や東京電力、そして地元八丈島のNPOや各種団体も巻き込んで、事業化に向けての動きが活発化している。12月定例会では、新たに「八丈町地域再生可能エネルギー基本条例」が制定され、地域の固有資源である再生可能エネルギーを核にした魅力あるまちづくりを目指す町の決意が表明された。一方で、従来の公共事業のように都や町が事業主体でないことや、事業をリードする主体が2つあることなどから「わかりにくい」といった住民の声も少なくない。町や関係団体には、今後さらなる住民への説明努力と、理解促進へ向けた一層の取り組みが求められる。

地域の受益、環境の持続性確保──事業者決定前に、条例でルール整備

 「八丈町地域再生可能エネルギー基本条例」は、翌4日に上程され、可決された。
 前文では制定に至る背景を説明し、再生可能エネルギーの活用と共に八丈町が目指していく将来像を示している。「クリーンエネルギーアイランド八丈島」を全国へアピールするために、条例前文で明文化した。
 本文では、地域に存在する再生可能エネルギーは地域固有の資源であることを念頭に、その活用の基本理念として▽地域経済、持続性に配慮する▽地域に根ざした主体の形成に努め、地域の受益を実現する▽地域の自然環境の持続性に配慮する▽地域内での公平性、他者への影響に配慮し、十分な合意形成のもとに行う▽町、町民、事業者は、地域再生可能エネルギーの地域における価値を自覚し、地域社会の発展に向け、相互に協力してその活用に努める──としている。
 このほか、町、町民、事業者の役割を明確化し、再生可能エネルギーを活用しようとする事業者が出現した場合に、諮問機関としての審査会を設置する規定も盛り込んだ。
 佐々木課長は「より具体的な内容は、別にガイドラインを定めていく。こうした条例は全国でもまだ少なく、市町村レベルでは鎌倉市や飯田市など11自治体が制定している」と説明した。
 大震災による原発事故以降、全国で再生可能エネルギーへの関心が高まり、こうした条例制定も今後増えるとみられるが、具体的な事業化が行われる前の条例制定は珍しく、大きな注目を集めそうだ。