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第3577号  2013年(平成25年)9月13日 金曜日


● 高齢化率34.71% ー 団塊の世代加わり1.7ポイント増加
  今後数年、急伸続く
● 高齢者のニーズは 配食サービス298人 買い物代行193人 ゴミ出し支援113人
  高齢者実態調査速報値で
● 国会で社会保障制度見直し論議ー高齢者の負担引き上げ検討
● 民間シルバー参入も
● 地域声かけ事業 ー 住民懇談会開く

● 放射線汚染の諸問題を語る ー 福島県の子ども達の現在…
● 増え続けるタンク
● 被曝がもたらす病気…7割は非ガン系
● 心配なのは海 ー 参加者もため息
● 国体のデモスポ ふれあいフットサル楽しむ
● 読者コーナー 敬老の日

● 観光協会 不明金問題に区切り ー 町補助金凍結解除へ
  町長が報告 議会も了承
● 「農業座談会」26,27日に
● 新宿郵便局で島焼酎など物産展 ー 24日から3日間
● 遊びに100%集中できた八丈氏までの時間 ー 泳ぎ、走り、笑い、食べて
  2年目の福八子どもキャンプ
● セグロアシナガバチが営巣 ー スズメバチ科で初めて確認 注意呼びかけ

10月16日から販売 ー 汚泥発酵肥料
「空の日」に791人
● 好コンディションでした タコス杯
● さわさわ 7年後
● たんしん 秋の全国交通安全運動 21日〜30日
       第9回ユニバーサルキャンプ in 八丈島 21日〜23日
       第10回収穫祭 21日 9時〜 和泉体験農場 小雨決行 荒天時翌日に順延
       八高祭 22日 9時〜15時
       八丈島福祉寺子屋 28日 13時30分〜15時30分 デイサービス花




 
  遊びに100%集中できた八丈島での時間
泳ぎ、走り、笑い、食べて

2年目の「福八子どもキャンプ」


乙千代が浜での海水浴



太鼓もいっぱいたたいた



イセエビの抜け殻発見




 7月21日から8泊9日の「福八こどもキャンププロジェクト」に、昨年に引き続いて親子で参加しました。今年もまた、真っ黒に日焼けした子どもたちは、満面の笑顔で八丈島から帰ってきました。

 原発事故から2年が過ぎ、私たち家族が住む地域では「夏でもマスクに長袖」という姿はあまり見かけなくなりました。学校ではプール授業が再開し、体育やクラブ活動も平常通りになりました。我が家の生活もほとんど震災前と変わりません。

 しかし「本当にプールに入って大丈夫?」「水道水を飲んで、将来影響は出ない?」いくつものわだかまりが、心のどこかに居座って消えません。

 そんな中、八丈島での日々は、子どもたち、そして私たち親にとっても、安心して100%遊ぶことに集中できる貴重な時間です。今年もまた、毎日海や山へでかけ、泳ぎ、走り、笑い、食べ、一点の曇りもなく「夏」を満喫することができました。

 滞在中の活動を支えて下さったのは現地のボランティアの皆さんです。海に潜ってモリで魚を突く、それをさばいて食べる。とても自分たち保護者だけでは経験させてあげられないことです。ほかにも沢登り、夜釣り、無人島の小島体験、八丈太鼓、絶景温泉など、数えきれないほどの思い出ができました。

 魚屋さんに大量の刺身を注文し、「福八キャンプです」と話したら、「お金はいらないよ」と寄付していただいたこともありました。フェイスブックでこのキャンプを知り、大量のパンを届けて下さったり、島の新鮮な採れたて野菜を何度も届けて下さった方もいます。福島に住んでいると食材の産地も気になります。安全な島の食材を食べるのは、本当にありがたく、改めて島の情けをかみしめました。

 何より嬉しかったのは、ボランティアの皆さんが、一緒に過ごす時間を楽しんで下さることです。「教える」のではなく「伝える」。八丈島の皆さんのいきいきした暮らしぶりにふれ、同じ体験をさせていただいたことは、子どもたち、そして(もしかすると彼ら以上に萎縮し、疲弊している)私たち親にとって、心を解き放つことができる、かけがえのない夏休みでした。

 9日間、島ぐるみで受け入れて下さり、本当にありがとうございました。また来夏、情け島で過ごせることを願っています。

 (福島県泉崎村、社会福祉法人「こころん」・植木千花)