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第3552号  2013年(平成25年)2月1日 金曜日


● 公共工事特需、他業種に 宿泊、飲食、小売り、タクシー、レンタカー… 3年間集中 2月でほぼ終了
● 貨物は6ポイント減少 東海汽船12年実績
● 漁業者5人が公述 海区漁業調整委員会公聴会開く 9月1日の漁業免許更新に向け
本格着手から5カ年 八丈富士のノヤギ捕獲は成果 三原山では生息を確認 島しょの獣害緊急対策事業
● 大島のサル、リス 新島のシカ 捕獲進むが完全駆除には…
● キョンは捕っても増加?
木造の神津島村図書館 昨年11月オープン 初年度は図書購入に600万円
● 6月14日告示、23日投開票 都選管 都議選の日程決める
● 体験すると楽しさ実感 40人参加して世界初のトライランドアスロン開催
  「八丈の強風は商品化できる」モニター参加者から提言も
● 月間少年エース「しままん」連剤スタート
● 末吉小学校 141年の歴史に幕 16日、閉校式典とお別れ会
● 八丈島ライオンズクラブ 8日、40周年で記念行事
● 八丈・小島に着想 劇団・猫の会が「漂着種子」公演 2月7〜17日 下北沢で
● 滑走路上の風速計 最大瞬間44m記録 22日の竜巻
● 文化フェス、24回目に 「町のホールのこけら落とし島民の手で」
● 八丈島地熱館の企画・管理運営者 町、島内から公募
● たんしん 第36回八丈島駅伝大会 申し込みは2日まで
● たんしん 8〜10日 娘たちが開く母の織物展 日野市で
● たんしん 8日 八高園芸科「課題研究発表会」
● たんしん 9、10日 P連作品展
● たんしん 9日 八丈島寄席
● たんしん 11日 第101回樫立住民総会・樫立自治総会
● たんしん 15日 町産業振興研究会の産業研究発表会
● たんしん 第62回八丈島囲碁選手権大会結果



体験すると楽しさ実感
40人参加して世界初のトライランドアスロン開催
「八丈の強風は商品化できる」モニター参加者から提言も




            南原の野球場前を小島に向かってスタート。






 世界初のトライランドアスロン(同実行委員会主催)が26日、南原スポーツ公園を拠点に、大賀郷、樫立、中之郷の3地域にコースを設定して開催された。

 同イベントはNPO法人八丈島産業育成会が企画、12年度の国土交通省「離島の活力再生支援事業」に選定され、国交省からの受託事業(395万円)として実施された。新たな島の客層として期待できる『競技観光需要』の掘り起こしが目的で、体験ツアー、スポーツ観光、ウェルネス・エコツーリズムを一体化した競技だ。

 「世界初」とうたうだけに、開催地の八丈島民でもルールがわかる人はほとんどゼロ。当日になっても「まだ、よくわからない」という参加者がいたほどだった。が、レース後の参加者の反応は主催者の想定、期待を上回る好感触。「体験すれば楽しさを実感してもらえる。八丈島のアピールにもつながる」と、実行委員も確かな手応えを感じたという。

 島外者20人を含む40人の出場者(ランニング21人、電動アシスト自転車19人)は、海からの冷たい西風が吹き荒れる中、午前11時に南原野球場前をスタート。「競技マップ」に示された島内の史跡や観光名所、体験スポットなど20カ所を自由にめぐり(横間展望台は必須)、ゴールで「八丈島ものしり検定」に挑戦。各スポットで得たポイントと検定の合計得点を競った。

 「総合第1位」となって往復航空券ペアチケットをゲットしたのは、ランニング部門でエントリーした大賀郷在住の佐々木裕子さん。タクシードライバーのため、夜勤で4時間しか寝ていないというハードなコンディションの中、もっとも遠い「足湯きらめき」を含む全スポットを制覇した。「まさか自分が1位になると思っていなかったのですごく感動しました。未知の世界でしたが走ってみて、みはらしの湯まで行くコースもありかなと思った。来年はまわりに声をかけ、大勢のライバルと一緒に出場したい」と佐々木さん。

 「知力と体力を問われる面白い大会です!自然の中走り回ってメッチャメチャ楽しかった〜〜\(^^)/」とネット上にコメントした錦戸久臣さんは、池袋の居酒屋「八丈島」の店主。フェイスブックで開催を知り、同店スタッフで八丈島出身の森亜矢さんとともに自転車でエントリーした。「自由度が高く、マイペースで楽しめるのがいい。レース後の達成感がすごく、懇親会で島の人たちと仲良くなれたのも良かった」と語った。

 全国に155店舗のスポーツクラブを展開するセントラルスポーツの時野谷光弘さんは、主催者の要請に応えてモニターとして、ロードバイクで試走した。最大瞬間風速が26mにも達した強風を逆手に取り、「これは『八丈ウインド』として商品化できる」とひらめいたという。

 昨年から沖縄の久米島で始まったサイクルイベントの例をあげ、「最初は10人程度しか申し込みがなく、スポーツクラブのお客さんを連れて行っても70人。それが翌年には200人まで増えました。八丈もお手伝いさせてほしい」と話した。

 大会実行委員長の山田達人さんは「民間だけでゼロから立ち上げたので、足りないところもあったが、強烈な風まで、八丈島のインパクトとして好印象に受け取ってもらえるなど、参加者の反響が良かったのが何よりだった。観光協会でパックツアー商品をつくるなど、先につながる成果もあった。予算や集客などの課題もあるが、来年以降も続けたい」と話している。