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第3535号  2012年(平成24年)9月7日 金曜日


● 島根県隠岐の島町 隠岐あんやらーず 3度目V 久米島イーグルス連覇ならず…
  真夏の熱戦に幕! 来年は壱岐で
最短20分で八丈へ 津波高 最大16.9メートル 南海トラフ巨大地震 内閣府被害想定
● 岡山城で樫立おどりも 10月7日 戦国の貴公子宇喜多秀家☆フェス
● ニコニコ町会議ファイナル ネット来場者18万3000人
● 海洋エネルギー 洋上風力が主体 波パワー密度 八丈で32万世帯分 海洋エネルギーシンポジウム
● 波力発電検討委開催 9月12日、八丈島で
● 八丈に吹いた島々の風… 交流30周年で 八丈と南大東
● 町、全庁あげ受け入れ ヤマト運輸 手荷物620個無料で
● 8月来島者754人増加 ビール好調 イベント効果も
● 30周年迎えたタコスカップ
● 新たに耕作した田んぼで稲刈り
● 中国から大学講師来島 日中の伝統染織技法 比較研究で
● たんしん 15〜17日 第8回ユニバーサルキャンプin八丈島
● たんしん 16日 大賀郷中運動会、三原中体育祭
● たんしん 17日 末吉と大賀郷の敬老会
● たんしん 八丈島ソフトテニス大会結果


隠岐の島あんやらーず 3度目V
久米島イーグルス連覇ならず…



両チーム整列しいよいよ決勝戦


サヨナラ勝ちに歓喜するあんやらーずナイン


隠岐のエース古川くんは今大会MVPにも選ばれた


 21チーム、324人の島の中学生が熱戦を繰り広げた第5回全国離島交流中学生野球大会は、隠岐の島あんやらーずの優勝で幕を閉じた。28日から3日間のトーナメント戦は南原スポーツ公園野球場をはじめ3会場で合計20試合(他に交流戦7試合)。いずれも真夏の太陽がジリジリと照りつける中での戦いとなったが、選手の全力プレーに、地元八丈をはじめ、各島から駆けつけた応援団から惜しみない拍手が送られた。来年は長崎県壱岐市での開催が内定している。

真夏の熱戦に幕! 来年は壱岐で

 大会の頂点に立ったのは隠岐の島あんやらーず。第1回、第3回の大会を制した強豪チームが3度目の栄冠を手にした。

 30日の決勝は久米島イーグルスとの対戦。両先発投手の好投とバックの堅い守りで4回まで両チーム無得点の展開。試合が動いたのは5回表、久米島が四球と暴投からつかんだチャンスを生かし、適時打で先制した。

 試合はそのまま最終回7回裏へ。粘る隠岐は2安打と送りバントで1死一、三塁のチャンス。最後は急きょ交代した久米島の投手の3連続死球によって押し出しで2点が入るというサヨナラ劇だった。ゲームセットの瞬間まで、何が起こるかわからない野球の怖さを改めて感じさせる決勝戦となった。

 隠岐は普段はライバル同士の島内3中学校から選抜した3年生11人のチーム。練習、大会を通じて築いた抜群のチームワークが優勝の原動力となった。平井利和監督は「選手の数が少なかったので、ベースコーチからバット引きまで、一人で1・5倍の仕事をしながらがんばろう、と大会にのぞんだ。昨年、準決勝で負けた久米島にリベンジできてよかった。個々の力は高いと思っていたが、よくやってくれた」と選手の活躍を讃えた。

 隠岐のエース、古川泰晟選手は大会MVPに選ばれた。表彰式では村田兆治さんから硬式用のグローブが贈られ、「今まで以上に謙虚になって野球に精進しなさい」と激励された。

 決勝で敗れ、連覇の夢は叶わなかった久米島も3つの中学校の合同チームだ。決勝を含めた5試合で44得点、5失点と、攻撃、守備の両面で力を発揮したが、連覇には一歩届かなかった。

 チーム名にもあるように久米島は東北楽天イーグルスのキャンプ地。沖縄県の他の島同様に野球熱は高い。新垣康史監督は「大会へ向けた1カ月間で子どもたちが成長し、やればできるんだという気持ちが芽生えたのが大きな収穫。ここで自信をつけて、島から全国をめざしてほしい」と語った。 

 30日午後4時30分から三根小学校では全選手、役員、関係者が参加して表彰式とさよならパーティーが開かれた。過去5回、すべての大会に参加している大会実行委員長の山下町長は、「大会を通して至らぬ点も多くあったと思いますが、天候に恵まれ、盛会に終了したことでお許しいただきたい。今後もこの大会が各離島を回り継続していけるようがんばりたい」と、天候の強力なアシストにも感謝した。

 この後、壱岐市の山下三郎副市長が来年度の大会を壱岐市で開催することを宣言した。