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第3454号  2010年(平成22年)9月3日金曜日


● 町議選 少数激戦か!? 定数14 15人が出馬表明
● 子宮頸がん予防接種全額助成 対象の中学生女子98人
● 7日から定例会
● 少年少女の熱い夏! 八丈島ジュニアベースボールクラシック
● 管理システム構築へ 地熱開発の温泉資源への影響調査 産業技術総合研究所など
● よりそいつなぐ(中編) 「うつ」は誰でもかかる病 受診の抵抗感なくすには…
さわさわ 「冷房病の歴史」 森清耕一氏
8月真夏日18日、熱帯夜10日 史上4位 33.5度も
● 昨夏の雪辱果たす 大磯山手スパークスが制覇 
八丈島ジュニアベースボールクラシック
● ブロック決勝 正則の壁厚く 八高サッカー部
●『要因に猛暑と渇水も」森林総研の研究員 カシナガ被害の三原山を調査
● 三原中から巣立つツバメ
● レインボーカップ開催 11、12日
● 人事トピックス 八丈島警察署
● たんしん 第6回ユニバーサルキャンプin八丈島
● たんしん 三原中体育祭
● たんしん 秋の全国交通安全運動
● たんしん 敬老会
● たんしん 八丈島ソフトテニス夏季大会結果


昨夏の雪辱果たす 大磯山手スパークスが制覇
八丈島ジュニアベースボールクラシック











 第2回『八丈島ジュニア・ベースボール・クラシック』(同実行委主催)が24日から26日、少年野球の5チーム・選手76人をはじめ、総勢153人(うち、島外71人)が参加し、富士グラウンドで開催された。大会を制したのは、大磯山手スパークス。昨年と同一カードとなった決勝戦で国立クラブを11対0で破り、雪辱を果たした。
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 島外からの参戦は、昨年の優勝、準優勝チームの国立クラブと大磯山手スパークス、そして元読売ジャイアンツ投手の宮本和知さんが総監督をつとめる葉山巨人軍の3チーム。これを迎え撃つ地元勢は、学童部春季大会を制した坂上フェニックス、坂下選抜の八丈黒潮ジュニアだ。
 25日の開会式の後、トーナメント1、2回戦の3試合が行われた。
 八丈勢は初戦、坂上が葉山に5対8、黒潮が大磯に0対26で敗れ、ともに1回戦で姿を消した。第3試合は、坂上を破った葉山が国立にどこまで通用するかが注目されたが、惜しくも1対4で敗れた。
 翌26日は決勝戦のほか、1回戦で敗れた八丈勢同士の順位戦との2試合が行われた。
 決勝は、大磯が1回裏の攻撃で1点を先制。2回にも1点を追加したが、3回を終わって2対0と、両本格派の緊迫した投げ合いになった。 
 大磯は4回、国立の投手が代わったところを攻め、4番の鈴木将人選手の満塁ホームランで4点を追加。試合は90分以内の時間規定で6回終了となり、その後も追加点を重ねた大磯が11対0で勝利した。
 観衆の注目を集めたのは、大磯のエースで4番の鈴木選手。身長181センチという超小学生級の体格から投げ下ろす重い速球を武器に、決勝では強打の国立を相手に6回を投げ12奪三振。打っては2試合で3ホーマー(ランニングホームラン)という大活躍だった。
 大磯の若田部清監督は 「国立の先発ピッチャーがよく、中軸打線も強力なので、序盤の1、2点ではわからないと思っていた。ピッチャーが代わり、追加点でひと息つけた。スタッフのみなさんに一生懸命やっていただき、楽しみながら野球ができます」と、関係者にも感謝のひとこと。
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 今大会が初の公式戦という葉山は5年生中心のチーム。これまで、練習試合では3連敗という結果だった。宮本さんは「土日にはできるだけ仕事をあけて、8割くらいは練習をみている。初勝利めざして頑張ってきたが、初戦を勝てて自信がついたようだ。この大会をチームの大きなイベントとしてとらえており、選手は71人いるので、来年はもう1チーム増やして、できるだけ大勢の子たちを試合に出してやりたい。来年を楽しみに」と話していた。
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男子選手をしのぐ野球センスが光っていたのが、キャッチャーという重要なポジションをつとめた2人のレディースプレイヤー。ベストレディース賞を獲得した葉山の金満梨々那選手と坂上の笹本ゆうか選手だ。
 「金満はただ一人、どこのポジションもこなせるオールラウンドプレイヤー。先日女子野球を取材したが、小学生は女子の方が成長が早いので、いい選手が多い。男子よりすごいですよ」と宮本さんも太鼓判。
 笹本選手は、その宮本さんも絶賛するプレイヤーだ。2戦目には先発のマウンドに立ち、ピッチングを披露。途中からはキャッチャーに代わり、堂々の女房役も。
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 大会初日の24日には社会人の強豪、東京ガスから2人のコーチ陣を招いて野球教室が開かれ、大磯と島内2チームの選手が参加した。
 また、最終日の夜には閉会式、表彰式、宮本さんの講演会が中之郷屋内運動場で開かれ、その後の交流会では、島内の保護者らによる手料理もふるまわれた。
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 今月18日から2泊3日の予定で坂上フェニックスの選手16人が大磯に遠征。山手スパークスなどと親善試合を行い、さらに野球交流を深める。19日には横浜スタジアムでプロ野球「横浜‐広島戦」の観戦も計画している。
スタッフ15人、審判員9人(うち、島外1人)をはじめ、各中学校や八高の野球部員27人など、大勢のボランティアにより運営された。運営費は町補助金の350万円(当初予算)。
 【大会結果】1位=大磯山手スパークス 2位=国立クラブ 3位=葉山巨人軍 4位=坂上フェニックス 5位=八丈黒潮ジュニア▽最優秀選手賞=鈴木将人(大磯)▽優秀選手賞=山下祐介(国立)▽ベストレディース賞=金満梨々那(葉山)▽がんばったで賞=柳下直輝(大磯)、小杉和昇(国立)、山田寛人(葉山)、大澤誠己(坂上)、西浜智洋(黒潮)
 写真は上=開会式、中=決勝戦のひとコマ、下=2戦目に先発した坂上フェニックスのレディース投手・笹本ゆうか選手