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kiji100205


第3435号  2010年(平成22年)3月19日金曜日


さようなら定期観光 樫立踊り保存会が 感謝を込めてコース巡り
● アルバイトも8人 就職・進学に厳しい現実 八高生進路
● 町議会定例会 次は25日 「工事費総額3.7億円 町立保育園建設契約」「総事業費は9.7億円 南原野球場
  造成契約変更」「写真好ましくないと回収 10年度観光カレンダー」「Jアラートが誤作動 格下げ警報も

  放送」「島民の利便性大きく後退 法務局出張所撤退で」
● さわさわ「山下隆夫さん」 森清耕一氏

● フリージア 花遅れる 21日まつり開幕
● あわやのパーフェクト達成も 第4回八丈島ものしり検定
● 少年武宰士ものがたり 風雲編(4)「パスがこないなら、パスはしない」手記:谷田部啓一さん
メジナ良好 フィッシングCC
4期連続の黒字 水産加工協
● 新キャラ名は「牛太郎」 ちょんこめまつり

● 漁協女性部に水産庁長官賞
● 少年サッカー 三根SCが優勝 ミッキー4連勝
● 写真投稿 明治郎さん百歳おめでとう!
● 2月来島者427人増
● 14日に震度1
● 声 八丈島郷友会会長の4年間を顧みて
● 短信 第20回八丈島産業祭
● 短信 第22回八丈島法律相談会

● 短信 花き講演会





さようなら定期観光





樫立踊り保存会が感謝を込めてコース巡り

 町の定期観光バスが15日で廃止された。この日の申し込みは2人で、運行条件の4人以上に達しなかったため、実際には14日が最後の運行となった。
 日曜日の14日は快晴。定期観光バスの利用を申し込んだ観光客は27人と、最近では珍しく二けた台となった。

 そのコースのひとつ、服部屋敷で島の伝統芸能を演じている「樫立踊り保存会」(佐々木豊茂会長、会員50人、サポーター約30人)もこの日、もう1台のバスで定期観光の主なコースを巡った。「ありがとう 定期観光バス」という同保存会の定期観光バスへの『謝恩企画』のようなもので、「最後に客として乗りたい」と、同会のメンバー20人がコース料金4900円を出し合い、島内を観光した。

 参加した男性のひとり(70)は、「下にロベ畑があるので登龍峠の近くまでは来ているけれど、展望台からふるさとの島を眼下に見たのは初めて。参加してみるものですね」と語った。これを聞いた他の参加者たちは、驚くやら歓ぶやらで大いに盛り上がっていた。
 南原千畳敷では、「お世話になったドライバーやガイドさんに対する感謝の思いを込めて」、参加者全員が輪になってショメ節を踊った。

 八丈島で観光バスが走り始めたのは、町営バスが開業した翌年の1958(昭和33)年。離島ブームの昭和48年前後には、20人以上のバスガイドがいて、シーズン中にはそれでも足りなくて、「株式会社はとバス」から2人ほど応援のガイドを頼んでいたという。

 09年度の定期観光バス利用者は1185人で、最も利用が多かった月は5月の178人だった。今年度は15日で廃止されたため、開業日数は少ないが、前年度より227人減少している。
 町の定期観光バスは廃止されても、団体などのツアー客が利用する貸切バスは存続しており、それ以外にもグループでの申し込みがあれば、服部屋敷での郷土芸能の上演は行われる。