05/1/1

 研究機関や報道各社の観測班が詰めかけ、観光ブームの契機となった昭和33年の金環食。当時を知る人たちは、島が一番輝いていた時代という。これから、八丈町はどう変わっていくのか。豊かさとは何か。シリーズ特集「分岐点ー八丈町の半世紀」を通じ、過去の輝きの中に、私たちが目指すものを探っていきたい。

 三宅島の全島避難指示が今年2月に解除される。火山ガスの放出はまだ続いており、帰島後はガスと共生する暮らしが待っている。帰島を希望している約2000人の新たな生活は、期待と不安が交錯する中で始まる。写真右は、火山ガスが流れ込みやすい三池港近くの集落。枯れた樹木、建物の錆で、全体が赤茶けた風景になっている。